複数のASIAIR Proを切り替えて使ってみた
昨日、複数台のASIAIR機器を接続する備忘録を投稿したが、Appで切り替えることによりスマホなどのデバイス1台で複数台のASIAIR機器を扱うことができるようであると紹介したので、仮想撮影しながら確認してみた。
まずASIAIR Appを実行すると、最後に接続していたASIAIR機器に自動接続されることは昨日の記事通り。
"Switch Device"から2台目のASIAIR機器に切り替える。
「初めて接続する場合・・云々」と記載したが、これは初めてではなく、アプリ実行ごとに初めてのようである。すでに何度か2台目のASIAIR Proにつないで設定も終えていたが、App実行後の初めての切り替え時にはデバイスがすべて未接続であった。
接続しているデバイスを選択してスライドボタンを有効にすることにより、設定値は前回の値が入っているので利用可能となる。
まぁ単体使用の時もApp実行時には初期設定が表示されるが、切り替えたときはそのプロセスをすっ飛ばしているので、デバイス未接続状態なのは当たり前なような気もするが、地味にめんどい。(今回はメインカメラしかつないでないので良いが・・・)
できれば初回切り替え時は初期設定画面に飛んでほしいな・・・
一つ目の不満点はこれでした。
続いて2つめ。
デバイスがつながっていないので当たり前ですが、カメラの冷却がされていません。
ASI6200の冷却を待ってから切り替えたのですが、デバイスが未接続なのでASI2400は冷却されていませんでした。
ここは結構なタイムロスになります。
冷却カメラを使用している方は、とっとと切り替えてデバイスを接続しておきましょう。
更に3つめ。
ASI6200でライブスタックを実行中に切り替えました。(今回はテストなのでレンズキャップを閉めているためスタックはできていません)
ASI2400につながったのですが、スタック結果が切替時点のものが表示され、スタートボタンも実行中に!
しかも、露光残時間ゲージも表示されてカウントダウンしている!
繰り返しですがASI2400はまだ何もしていません。切り替えただけです。
ドキドキしながら動向を見ていましたが、タイマーゲージは"0s"になるとグレーアウトしたままとなり、実際にはASI2400側のASIAIR Proには記録されていませんでした。まぁ、記録されていたらビックリですがね。
スタートボタンは一度タップすると停止中の表示になり、スタック結果もリセットされます。
できれば改修してほしいですね。
最後となる4つめ。
Appからシャットダウンする際、現在接続されているASIAIR機器がシャットダウンされ、Appはトップ画面(ASIAIR機器接続前のASIAIR Plusの背景)に戻り、残りのシャットダウンを行う場合は残っているASIAIR機器に手動で再接続が必要です。
現在接続しているASIAIR機器をロストしたら、残っている機器に自動接続してくれれば手間が省けるのですが・・・
今日いじってみて、こんなところが改修してほしいポイントかな。
ZWOさんお願いします~
おまけでWi-Fi比較してみました。
外付けアンテナのGL iNetがやはり一番強いようです。
ではまた。
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