Windows8に署名なしドライバを入れる

さてさて、Windows8からは署名のないドライバを標準状態ではインストールできない。

通常のメーカーのドライバは署名入りのため問題ないのですが、中には署名がないものも入れたい場合がある。

どうしたものか。

と、回避方法を波乗りしてみたところ、可能らしいので備忘の意味合いでも記事で残しておこうと思う。

署名なしドライバを入れるためには３つの手順を踏まなければならない。（戻す時も３つの手順で）




まずはコマンドプロンプトを使用する設定から。

スタートに戻り空白部分で右クリックして「すべてのアプリ」を選択。

右端までスクロールすると「コマンドプロンプト」があるので、右クリックでチェックし「管理者として実行」する。

　
　
　
「C:\Windows\system32>」に続けて「bcdedit /set testsigning on」を入力しエンターキーを押下。（戻す際は最後をoff）

「この操作を正しく終了しました。」と表示されればステップ１完了。

続いて「コントロールパネル」を起動。

「システムとセキュリティ」から「アクションセンター」を選択。

「Windows SmartScreen設定の変更」を選択し「認識されないアプリを・・・」のダイアログボックスで「何もしない」を選択して「ＯＫ」ボタンを押下する。（戻す場合は「何もしない」以外を設定）

コントロールパネルを終了し、ステップ２が完了。

最後は再起動であるが、通常の再起動とは異なる。

チャームから「PC設定の変更」を起動。

「全般」から「PCの起動をカスタマイズする」の項目にある「今すぐ再起動する」ボタンを押下する。

「オプションの選択」から「トラブルシューティング」を選択。

「トラブルシューティング」から「詳細オプション」を選択。

「詳細オプション」から「スタートアップ設定」を選択。

「スタートアップ設定」から「再起動」ボタンを押下する。

PCが再起動する。

起動途中で「スタートアップ設定」が表示するのでキーボードの「７」を押下する。

PCが起動すると署名のないドライバがインストール可能となります。

インストール後はPCを通常通り再起動し、ステップ１と２を戻す方の設定に変更して完了です。

これで「あの」ハードウェアが使用できます。





2013.10.19追記


Windows8.1の場合は
http://setsuna-no-yume.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/windows81-8fa3.html












2015.12.06追記
Windows10はこちらWindows10に署名なしドライバを入れる